インプラント手術を行う医師は、こうしたインプラント手術のリスクについて、事前に十分に説明をし、患者の同意を得なければならないことになっています。しかし、こうした説明が不十分なままインプラント治療を行う医師の独断的な施術による医療トラブルが目立ちます。インプラント手術が患者にとって「夢の永久歯」を手に入れる唯一の方法であることもこうした現状に拍車をかけているという実情もあります。インプラントを実施する歯科医師は、インプラント手術を強く希望する患者に対し、インプラント手術をなすことがその患者にとって本当に有効・適切であるのか、また、インプラント手術を実施するとしても、どの方法のインプラントを用いるのか等について、慎重に判断し、説明をしなければなりません。特に、インプラント手術のリスクについて、患者の同意を得なければ、患者の意思決定に基づく手術とはいえないのですが、ここがインプラント訴訟の争点となります。
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